
当協会の保証金額の最高限度は、健全性を確保する観点から、下記の通り「基金残高」に応じて定められています(詳細につきましては、当協会にお問い合わせください。)。
基金とは
- 基金とは、当協会の負担する保証債務の弁済に充てるための裏付けとなるもので、「出資金」「交付金」「繰入金」で構成されています。
- 基金は、代位弁済を行うための財源であり、当協会の保証金額の最高限度はこの基金残高に応じて定められています。
- 当協会は、十分な基金残高を確保して、融資機関の皆様が行う資金の円滑な供給を支援しています。
出資金 | 県、市町村、農業協同組合及び農業協同組合連合会等の会員からの出資金をいいます。 |
---|---|
交付金 | 当協会の負担する保証債務の弁済に充てることを条件として、県及び融資機関等から交付された金銭をいいます。 |
繰入金 | 当協会の毎事業年度の剰余金は全て準備金として積立てておりますが、その準備金から基金に繰入れた金額をいいます。 |
- 出資金
- 県、市町村、農業協同組合及び農業協同組合連合会等の会員からの出資金をいいます。
- 交付金
- 当協会の負担する保証債務の弁済に充てることを条件として、県及び融資機関等から交付された金銭をいいます。
- 繰入金
- 当協会の毎事業年度の剰余金は全て準備金として積立てておりますが、その準備金から基金に繰入れた金額をいいます。
保証金額の最高限度とは
(1)資金別保証金額の最高限度
次の資金区分ごとに保証金額の最高限度(信用基金への保険や保証センターへの再保証に付された部分を控除した当協会の自己リスクの保証残高をいいます。)が定められています。


- 特定資金とは、農業近代化資金、農業改良資金、青年等就農資金、㈱日本政策金融公庫資金、農業経営改善促進資金(スーパーS)、農業経営負担軽減支援資金、畜産特別資金等をいいます。
- 基金現在高とは、出資金、交付金、繰入金により構成される基金の額から、代位弁済額を控除し、保険金等受領額及び回収金を加算するなど、基金の増減額を加減した現在高のことをいいます。
(2)1会員にかかる保証金額の最高限度


- 農業協同組合等の会員に係る1会員の保証金額の最高限度は、その会員が当協会に出損した出資金および交付金の残高の原則180倍となります。
- 当協会に直接1口(1万円)以上出資された会員の方については、原則として本最高限度は適用されません。この場合はその会員の方がお借入れになられる融資機関より出資あるいは交付金を納入していただいて保証財源を確保しております。
(3)1被保証者にかかる保証金額の最高限度
1被保証者に対する保証金額についても、資金毎に次の通り定めております。
資金区分 | 保証金額の最高限度 | |
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特定資金 | 当該資金の定める貸付限度額 | |
特 定 資 金 以 外 |
アグリマイティー資金 | 個人1億円、法人団体等2億円 |
農業以外の事業資金 | 個人2億円 | |
住宅資金 | 個人40百万円~50百万円 | |
賃貸住宅建設資金 | 個人4億円 | |
その他資金 | 個人30百万円、法人・団体等50百万円 |
- 特定資金
- 保証金額の最高限度
- 当該資金の定める貸付限度額
- 特定資金以外
- アグリマイティー資金
- 保証金額の最高限度
- 個人1億円、法人団体等2億円
- 農業以外の事業資金
- 保証金額の最高限度
- 個人2億円
- 住宅資金
- 保証金額の最高限度
- 個人40百万円~50百万円
- 賃貸住宅建設資金
- 保証金額の最高限度
- 個人4億円
- その他資金
- 保証金額の最高限度
- 個人30百万円、法人・団体等50百万円